とある結婚式披露宴会場が謎のショッカー軍団に支配されパニック状態に陥っていた。
怪人 「フッフッフ。私の名前はコンキ・ノガシターノ。お前らのような幸せなカップルが憎いのでこの披露宴をぶち壊しに来てやったわ。」
ショッカー 「キーッ!リアジュウバクハツシロ!」「キーッ!クリスマスハンタイ!」
コンキ・ノガシターノ「お前らのご祝儀を集めて、高級マンションを契約してやるわ!オーホッホッホ!」
???「待て!!そこまでだ!!」
コンキ・ノガシターノ「何だ!?お前たちは!?」
電子レンジャー「温め戦隊!電子レンジャー!!ブーン!チン!!」
電子レッド「コンキノガシターノ、そのご祝儀を返すんだ!」
電子ピンク「人のお祝い金を利用して自分の資産を増やそうだなんて許さないわ!」
コンキ・ノガシターノ「うるさい!お前たち私の計画を邪魔しようというのだな!この金では他にもミニチュアダックスフンドちゃんを購入する計画もあるのだ!」
電子ブルー「人のお金を利用してやたらと高そうなペットを購入しようとしているな・・・!」
電子イエロー「寂しさをペットで紛らわそうとするとますます婚期が伸びるぞ!幸せなカップルを逆恨みするのはやめるんだ!」
コンキ・ノガシターノ「うるさい!私は良い男が現れるのを待ち続けたのだが結局現れなかった。なのでこのカップルのように結ばれた者たちが憎いのだ!」
電子レッド「選びすぎてしまったパターンだな!自分に合う相手のハードルを上げすぎてしまったんだ!」
電子ピンク「最高条件を満たす人じゃなくて、最低条件を満たす人を探せばきっと見つかるわ!あきらめないで!」
コンキ・ノガシターノ「グハッ!うるさいぞ!お前ら私に偉そうにモノを言うが自分達はどうなんだ!?人に物を言える立場なのか!?」
電子レッド「俺たち電子レンジャーはグリーン以外皆既婚者だぜ!」
電子グリーン「グハッ!」
コンキ・ノガシターノ「フッ。そうか。お前ら揃いに揃って既婚者か!きっと中には結婚を焦りすぎてある程度妥協して結婚した者もいるに違いない!」
電子ブルー「グハッ!」
電子レッド「ブルー!そうなのか!?」
コンキ・ノガシターノ「フッフッフ。本当に100%好きではない相手を選んでしまったが為に実はまだ結婚に対して未練があるままではないのか?」
電子ブルー「そうじゃないそうじゃないそうじゃない」
電子レッド「ブルー!自分に言い聞かせてる感じになっているぞ!お前は嫁さんをちゃんと中身で選んだから間違いないとこの前の飲み会で言っていたじゃないか!」
コンキ・ノガシターノ「ハッハッハッ!結局自分の本当の理想的な相手を選ばなかった為に後々後悔してしまうという取り返しのつかない過ちを犯してしまったな!一生後悔するがよい!」
電子ピンク「何言ってるの!恋愛はそんなに都合良く進むものでは無いわ!もっと現実を直視して!そうでないと結婚なんてできないわ!」
電子イエロー「ドラマや漫画、特に少女漫画なんかでは物凄くロマンチックに恋愛が描写されているけど、やっぱりそれは人気を獲得する為に非現実的な事を描いているってのはあると思うね。」
コンキ・ノガシターノ「グフゥ・・・。貴様ら、少女漫画の存在まで否定するとは・・・!許さんぞ!私の信条を汚すことは許さんぞ!!」
電子レッド「大変だ!!コンキノガシターノから物凄い怒りのエネルギーが溢れているぞ!!」
コンキ・ノガシターノ「くらえ!!コウコウデビュー!!」
ボガーン!
電子レンジャー「ぐわーっ!!」
コンキ・ノガシターノ「キミニトドケ!!」
ボガーン!
電子レンジャー「ぐわーっ!!」
コンキ・ノガシターノ「ボクラガイタ!!」
ボガーン!
電子レンジャー「ぐわーっ!!」
電子レッド「ハァ、ハァ、ヤバイ。このままではやられてしまう!」
コンキ・ノガシターノ「フッフッフ。貴様らのような本能に背き微妙な毎日を送る者達には生きる資格など無い!これが最期だ!くらえ!」
???「やめるでちゅ!」
コンキ・ノガシターノ「何だ!?誰だ!?」
電子ブルー「息子よ!」
電子ブルーJr 「パパ大丈夫でちゅか?ピンチな気配がして急いで駆けつけたでちゅ!」
コンキ・ノガシターノ「こ・・・子供だと・・・!?」
電子ピンク「きゃーっ!ブルーの息子超かわいー!あっ!コンキ・ノガシターノから怒りのエネルギーがどんどん消えていくわ!」
コンキ・ノガシターノ「くっ・・・、子供を出すとは卑怯だぞ・・・!今日はこの辺で勘弁してやる!覚えていろよ!ちゃお!」
シュタッ
電子レッド「やつが消えた!どうやら子どもには手を出せないようだ!」
電子ピンク「やっぱり彼女も何だかんだ言って子供が大好きなのね・・・」
電子イエロー「本当は家庭的でいい奴なのかもしれないな。」
電子グリーン「待てー!!今度合コンしよう!」
おわり
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